国際学術誌「Artificial Intelligence and Law」に角田美穂子教授らのグループによる最新の研究が掲載されました。
2024/05/13
角田美穂子教授率いる本グループの研究成果が、2024年5月11日に国際学術誌「Artificial Intelligence and Law」 に掲載されました。
本研究は、角田教授らの研究グループが、わが国における司法分野のAI研究を牽引している東京工業大学情報理工学院の徳永健伸教授、山田寛章助教らと実施してきた民事紛争解決結果予測モデルの開発実験の共同研究の成果、第2弾になります。
共同研究の成果第1弾は、以下になります。
原告と被告の主張を入力すると不法行為の成否の予測を各主張の採否と共に出力する「日本語不法行為事件データセット」のアノテーションタスクのデザインを2022年の国際会議で発表したものです。
Hiroaki Yamada, Takenobu Tokunaga, Ryutaro Ohara, Keisuke Takeshita, Mihoko Sumida, Annotation Study of Japanese Judgments on Tort for Legal Judgment Prediction with Rationales, In The Proceedings of The 13th Language Resources and Evaluation Conference, LREC 2022, Marseille, France, June 21-23, 2022.
https://aclanthology.org/2022.lrec-1.83/
この研究で構築された「日本語不法行為事件データセット」は、特定非営利法人 言語資源協会において近く公開されます。