サイモン・ディーキン特任教授が着任しました。
2025/01/14
1月14日(火)に、サイモン・ディーキン特任教授(本所属:ケンブリッジ大学法学部教授、ビジネス研究センター所長)が社会科学高等研究院に着任されました。ディーキン特任教授は、HIAS Bridges Distinguishedプログラムを利用し、2025年1月~2027年12月までの間、HIAS客員研究員として所属されます。加えて、2025年1月14日(火)~2月28日(金)にかけて、特任教授として着任、滞在をされ、本学との共同研究を推進していく予定です。
また、1月24日(金)、ディーキン特任教授は、中野聡学長、大月康弘理事・副学長/社会科学高等研究院長、下間康行一橋大学 理事・副学長/事務局長を表敬訪問しました。ディーキン特任教授の本学着任は、本学のリーガルイノベーション分野の研究力の強化に大変重要であるとの意義が示され、中野学長から感謝の意が述べられました。

<サイモン・ディーキン教授略歴>
ケンブリッジ大学法学部教授、ビジネス研究センター所長。専攻は労働法と民事法(不法行為法、会社法、競争法)で、とりわけ、法学の分野に実証分析や経済分析といった手法を導入した研究で知られる。近時は、機械学習AIが法学にもたらす理論的インプリケーションを探究している。関連書籍に、クリストファー・マルコウとの共編著『法言語はコンピュータ化可能か?:法と人工知能に関する批判的検討』(2021年)がある。
*HIAS著名研究者招聘プログラム(HIAS Bridges Distinguishedプログラム)
HIAS著名研究者招聘プログラムは、一橋大学社会科学高等研究院(HIAS)をトップレベルの研究者が重層的な研究ネットワークを形成する「社会科学の拠点」へと強化することを目標に、2022年度に立ち上がりましたHIAS Bridgesプロジェクトの一環で実施しています。本プログラムでは世界最高水準の研究者をHIASに国際招聘し、学内の研究者と共同研究することで本学の研究のより一層の深化と高度化を目指します。
HIAS Bridgesウェブサイト: https://bridges.hias.hit-u.ac.jp/